教育問題のトピックス

教育問題に関する論評です

「ネットいじめ」指摘されたいじめ自殺事件、背景には学校のICT教育体制のまずさか?

東京都町田市立小学校で2020年11月にいじめ自殺事件があったことが報じられている。

いじめの手口のひとつとして、学校貸与のタブレット端末からチャットに児童の悪口が書き込まれたなどもあったと報じられている。

これに関連して2021年9月13日付の「PRESIDENT Online」記事が出ている。「【告発スクープ】小6女子をいじめ自殺に追い込んだ「一人一台端末」の恐怖 パスワードは全員「123456789」 」

president.jpえっと驚くような内容。

当該校は当時の校長がICT教育の第一人者のひとりともされ、ICT教育推進校として早い時期に「1人1台のタブレット端末貸与」が実現している。

しかしその中身はお粗末極まりないという話。アクセス制限などもかけていないので、家庭の制限を突破して夜遅くまで使う、授業中もゲームなどに使うなどの実態も。

それよりもっと深刻なのは、IDは出席番号、ログインパスワードは全員一律に「123456789」。そしてなりすましによるネットいじめなども起きたとか。

  • 授業中の共同課題として、クラスの児童が手元の端末から書き込むスプレッドシートを、別の児童のIDを使ってわざと消す。
  • 別の児童のIDでログインして、別の児童が作成途中の課題を勝手に消したり落書きしたりする。

当該校では、そのような問題が日常的に横行していたと指摘されている。

しかも、「なりすまし」対策で自分でパスワードを変更した児童に対しては、教師が「勝手に変えるな」と叱る事例まであったともされる。

この報道での指摘通りなら、ICT教育の初歩すら踏まえないような、致命的なやらかしだという印象を受ける。

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